日本造血細胞移植学会 日本造血細胞移植学会

造血細胞移植におけるMycophenolate Mofetil (MMF)使用実態の全国調査2

研究の趣旨

造血細胞移植の実態を調査することは、わが国での造血細胞移植医療の適正な発展のために必要です。日本造血細胞移学会(JSHCT)では、平成6年から本邦における造血細胞移植の全国調査を実施して、移植件数と移植成績の把握を行ってきました。MMFという免疫抑制剤は欧米では造血細胞移植のGVHD予防・治療に使用されていますが、日本では保険適応がありません。今回、日本での保険適応を考えるにあたり、日本人での使用実態を調査する必要があり、この研究が行われることになりました。

研究の目的

本研究の目的は、日本で実施された非血縁者間造血細胞移植で、MMFが用いられた症例の効果と安全性を明らかにすることです。

研究の方法

造血細胞移植の登録データを用い、MMFの有効性・安全性のデータを各移植施設から収集します。解析は後方視的に記述疫学の手法で行います。全体および病型別などのサブグループごとに、背景因子などを集計してまとめます。群間比較は、χ2乗検定、Fisher検定、Mann-Whitney検定などで行う。全体およびサブグループによる生存率はKaplan-Meier法で解析し、Logrank法で比較する。多変量解析は、Coxの比例ハザードモデルを用います。

研究機関

名古屋大学以外に、全国の造血細胞移植施設のデータを用います。

連絡先

本研究に関する連絡先は以下の通りです。本研究は匿名化データを使用していますので、個人情報漏洩の危険はありません。本研究における移植情報の使用に関し疑問がある方は遠慮なくご連絡下さい。

名古屋大学大学院医学系研究科 造血細胞移植情報管理・生物統計学 鈴木律朗
〒461-0047 愛知県名古屋市東区大幸南1-1-20
TEL: 052-719-1974
FAX: 052-719-1973