日本造血細胞移植学会 日本造血細胞移植学会

HCTC仮認定制度廃止のご案内

平成26年4月4日

日本造血細胞移植学会
理事長 岡本真一郎
同造血細胞移植コーディネーター委員会
前委員長  秋山秀樹
委員長  一戸辰夫

 日本造血細胞移植学会では、「造血幹細胞移植がおこなわれる過程の中で、ドナーの善意を生かしつつ、移植医療が円滑に行われるように移植医療関係者や関連機関との調整を行うとともに、患者やドナー及びそれぞれの家族の支援をおこない、倫理性の担保、リスクマネージメントにも貢献する専門職」を造血細胞移植コーディネーター(HCTC:Hematopoietic Cell Transplant Coordinator)と定義し、このような造血細胞移植に関する専門職を、社会に広く認知される一職種として確立・普及していくことを目的として、平成23年度よりCTC委員会(現HCTC委員会)を設置しております。
HCTC委員会では、HCTCの業務の公知と保険点数化に向けて、HCTCの認定制度を発展、充実させることを検討課題としており、その作業を進めております。
 平成25年8月に厚生労働省から示された、造血幹細胞移植医療体制整備事業公募要領の中でも、造血細胞移植コーディネート支援事業が取り上げられ、造血幹細胞移植拠点病院への本学会認定HCTCの配置義務が明記されたことは画期的であり、認定HCTCは基幹移植施設に必須の専門職種と位置づけられるようになりました。しかし、仮認定HCTCに関しましては、認定基準が曖昧であり、また、仮認定取得による享受があまりないことから、本年2月に開催されたHCTC委員会および本年3月に開催された学会理事会において、今後は仮認定制度を廃止し、認定制度を一本化していく方針が決定されました。
 平成26年度は、従来通り認定HCTC・仮認定HCTC2つの制度を継続いたしますが、すでに仮認定を取得されている方々には、できるだけ早い時期に認定HCTCの資格取得を目指していただきますよう、引き続きのご尽力をお願い申し上げます。なお、仮認定資格の廃止時期、認定制度一本化までの具体的スケジュールについては、あらためてHCTC委員会・学会理事会で審議を行った上で、今年度中に通知される予定です。