日本造血細胞移植学会 日本造血細胞移植学会

平成25年度 第2回 HCTC(Hematopoietic Cell Transplant Coordinator)認定申請について

平成25年11月10日

日本造血細胞移植学会
理事長 岡本真一郎
同造血細胞移植コーディネーター委員会
委員長  秋山秀樹

はじめに

 日本造血細胞移植学会では、「造血幹細胞移植がおこなわれる過程の中で、ドナーの善意を生かしつつ、移植医療が円滑に行われるように移植医療関係者や関連機関との調整を行うとともに、患者やドナー及びそれぞれの家族の支援をおこない、倫理性の担保、リスクマネージメントにも貢献する医師以外の専門職」を仮に造血細胞移植コーディネーター(HCTC(Hematopoietic Cell Transplant Coordinator))と定義し、このような造血細胞移植に関する専門職を、社会に広く認知される一職種として確立・普及していくことを目的として、平成23年度よりCTC委員会(現HCTC委員会)を設置いたしました。
 現在、HCTC委員会では、上記のような業務の保険点数化に向けて、HCTCの認定制度を発展、充実させることを検討課題としており、その作業を進めております。
 この度、第35回造血細胞移植学会において17名の認定及び仮認定HCTCが誕生いたしました。今年度は申請を2回とし、すでに今年度8月の学会理事会にて、新たな(仮)認定HCTCが加わり、総数21名が認定および仮認定されております。さらに以下のような一定の要件を満たす方の仮認定・認定を進めていく所存です。
 平成24年度の保険点数改定で「造血幹細胞移植後患者管理料」が新設され、日本造血細胞移植学会ではこの管理料算定に必要な移植後外来診療に係る看護師の研修も昨年5月から開始しております。HCTC委員会では、今後この看護師の研修プログラムとも協働しつつHCTCの認定制度を確立していきたいと考えています。
 今年8月に厚生労働省から示された、造血幹細胞移植医療体制整備事業公募要領の中でも、造血細胞移植コーディネート支援事業が取り上げられ、造血幹細胞移植拠点病院への本学会認定HCTCの配置が明記されており、今後移植施設においては必要とされる職種であります。

認定の要件
仮認定HCTCの要件

(1) 平成23年度以降に開催されたHCTC研修会の修了証を有すること。

(2) 日本造血細胞移植学会HCTC委員会で承認された施設において原則5日間(複数施設を数日ごとに分けて研修も可)の実地研修を行い、その証明を有すること。

「HCTC実地研修」

(3) HCTC実務経験、原則1年以上の経験を有しており、経験した症例を症例報告書1-2(患者・ドナーの症例リスト)に記入し、施設長と移植責任医師による証明を得ること。ただし、経験症例数の規定はありません。

 注意
  1. コーディネートとは、移植前後にわたり、所属施設外にも及ぶ個人、グループ、組織を対象とした幅広い調整を意味し、通常の外来や病棟内のみで行われる移植看護とは異なります。
    「研修参加の前提となる実務経験」参照
  2. コーディネート件数のカウント方法は、患者の場合には、移植適応と判断された段階から移植の成立までの過程を1件とし、血縁ドナーの場合には、提供についての医学的説明の段階から幹細胞提供、採取後健康診断(フォローアップ)に至るまでの過程を1件とします。但し、介入内容によっては、提供に至らない場合や採取後健康診断が他院で実施される場合等も、カウントとして認めます。非血縁ドナーの場合は、採取前健康診断から提供、採取後健康診断に至るまでの過程を1件とします。

(4) 上記要件(1)、(2)、(3)の申請内容をHCTC委員会において審査し、仮認定HCTC資格を認定する。 (申請書、実地研修実施報告書等の内容によっては、仮認定を見合わせることもあります)

「仮認定申請書」 (Word file download)


認定HCTCの 要件

(5) 仮認定HCTCの要件の項(1)、(2)を満たすこと。

(6) 実務経験2年以上、移植患者コーディネート30件以上、ドナーコーディネート30件以上(半数以上は血縁ドナーを対象とする)の経験を有しており、その内容を所定の症例報告書1−4(患者・ドナーの症例リストおよび各3例の症例報告)に記入し、施設長と移植責任医師による証明を得ること。

 注意
  1. コーディネートとは、移植前後にわたり、所属施設外にも及ぶ個人、グループ、組織を対象とした幅広い調整を意味し、通常の外来や病棟内のみで行われる移植看護とは異なります。
    「研修参加の前提となる実務経験」参照
  2. コーディネート件数のカウント方法は、患者の場合には、移植適応と判断された段階から移植の成立までの過程を1件とし、血縁ドナーの場合には、提供についての医学的説明の段階から幹細胞提供、採取後健康診断(フォローアップ)に至るまでの過程を1件とします。但し、介入内容によっては、提供に至らない場合や採取後健康診断が他院で実施される場合等も、カウントとして認めます。非血縁ドナーの場合は、採取前健康診断から提供、採取後健康診断に至るまでの過程を1件とします。

(7) 上記要件(5)(6)の申請内容をHCTC委員会において審査し、認定HCTC資格を認定する

「認定申請書」 (Word file download)


申請受付期間

第1回 平成25年7月1日〜7月15日必着のこと   終了しました
第2回 平成26年1月6日〜1月20日必着のこと


審査結果のご報告

第1回 審査結果のご報告は8月20日頃を予定しております。   終了しました
第2回 審査結果のご報告は、第36回日本造血細胞移植学会総会を予定しております。


申請先

〒461-0047
名古屋市東区大幸南1-1-20名古屋大学医学部内
一般社団法人日本造血細胞移植学会事務局  (仮)認定HCTC申請受付係


お問い合わせ

一般社団法人日本造血細胞移植学会事務局
Tel:052-719-1824    Fax:052-719-1828
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