日本造血細胞移植学会 日本造血細胞移植学会

平成29年度 HCTC認定講習兇里完篤

平成29年8月21日

日本造血細胞移植学会
理事長  岡本真一郎
同造血細胞移植コーディネーター委員会
委員長   一戸辰夫

はじめに
 日本造血細胞移植学会では、本年度より造血細胞移植コーディネーター(hematopoietic cell transplant coordinator, HCTC)の新認定制度を発足させましたが、認定HCTC資格審査試験の受験要件として、従来通り、認定講習Iと認定講習IIの受講を必須としています。これらのうち、認定講習IIは、認定講習Iの受講を終え、HCTCとしての一定の活動経験と実務要件を満たす方を対象に、実際的なコーディネートスキルのレベルアップに必要な事項を学んでいただくことを目的として開催されます。本講習では、主に仮想事例を対象として、インテーク面接、意思決定支援、課題の抽出と介入法の立案、コーディネートプロセスの管理等についてグループワークを行い、実践的・体験的な学習を行っていただきます。一定の経験を有するHCTCの方々が、さらに質の高いコーディネートの実現に必要な技能を学んでいただく好個の機会ですので、以下の要項をよくお読みいただいた上、積極的な受講をご検討ください。

要綱
1.目的
 患者およびドナー(候補者)を対象としたコーディネート業務を行うHCTCに必要とされる、実践的な知識や技術の習得ができる。
2.参加要件
認定申請に際し、平成26年12月末まで実施していた実地研修(*見学研修ではありません)を修了されている方は、認定講習兇鮗講する必要はありません。
  • 平成23年、25年、26年度HCTC研修会、もしくは、平成27〜29年度HCTC認定講習気僚の讃擇鰺すること
  • HCTCとしての実務経験年数(※1)が1年以上を有すること
  • HCTCとしてのコーディネート件数(※2)が、患者5件以上、ドナー5件以上(内、血縁ドナー3件以上)の経験を有すること
    なお、小児移植例のみのコーディネートを行っている場合には、患者2件以上、血縁ドナー2件以上(内、小児ドナー1件以上)の経験を有すること
  • 日本造血細胞移植学会員であり、かつ本年度の年会費を納入済みであること
■ HCTCとしての実務経験について
参加要件のHCTCの経験年数やコーディネート件数のカウントについて、以下の注意事項をよくお読みいただき、正しくカウントしご報告ください。

<注意事項>
 研修などによる所属施設以外でのHCTCの経験については、雇用関係に基づいてその施設から正式なHCTC業務の依頼が行われていない限り、その期間の長さに関わらず、HCTCの実務経験としてカウントすることを認めておりませんので、ご注意ください。
※1 経験年数について
  • コーディネートとは、所属施設外にも及ぶ個人、グループ、組織を対象とした幅広い移植前後に至る調整プロセスで、病棟や外来で行われている通常の看護や診療とは異なります。病棟や外来の看護師、患者やドナーの担当医、日本骨髄バンクの調整医師などによる患者やドナーの支援はHCTCとしての経験に含みませんので、ご注意ください。なお、通常の診療に従事せずHCTC業務を専従職として行っている場合を除き、医師の申請は原則として認めません。
  • HCTC活動開始時期は、HCTCが移植チーム内に設置され、介入の際にHCTCであることを患者やドナー、家族に説明していることが必須です。
  • HCTCの具体的な実務内容は、「HCTC標準業務リスト」でご確認ください。
    リスト内の業務はHCTCの網羅的な業務の一覧で、すべての業務を実践している必要はありません。ただし、認定HCTCの必須項目については、HCTCが実践している必要があります。
【患者コーディネート】
・移植前/移植入院中/移植後の支援
意思決定支援、移植準備の支援、精神的・社会的支援、患者家族の支援、院内関連部門・院外機関との連携など
・血縁ドナーコーディネート
・骨髄バンクコーディネート
骨髄バンク登録説明・相談、骨髄バンク・採取施設との連絡調整など
・さい帯血バンクコーディネート
さい帯血バンク利用の説明、さい帯血バンクとの連絡調整など
【ドナーコーディネート】
・血縁ドナーコーディネート
意思決定支援、採取準備から採取後まで、ドナー家族の支援、院内関連部門・院外機関との連携など
・骨髄バンクコーディネート
骨髄バンク・移植施設との連絡調整、骨髄バンクコーディネーターとの連携など
※2 コーディネート件数について
  • 同種移植の症例に限ります。
  • 1事例1申請者とし、複数のHCTCからの重複報告は認めておりません。同一事例に複数のHCTCが介入した場合は、申請者間で相談の上、最も多く関わったHCTCが事例としてカウントし報告してください。
  • 申請時点で移植や提供が未来日となる事例は件数に含みません。
【患者件数】
・移植適応と判断され意思決定に介入した段階から、生じた問題に対応し、移植の成立までの過程を支援することで、1件とカウントします。
・移植に至らなかった、また、移植適応判断後の介入であった場合でも、十分な相談、支援がなされていればカウントとして認めます。ただし、そのような場合には支援内容について報告書が必要となります。
【血縁ドナー件数】
・HLA検査前の提供に関する医学的説明と意思確認の段階から、採取前健康診断、採取前の準備、幹細胞提供、採取後健康診断(フォローアップ)に至るまでの過程を支援することで、1件とカウントします。
・他施設ですでにHLA検査が実施されているなどの理由でHLA検査の時点から介入していない場合でも、施設内にHLA検査の段階からHCTCが介入する体制が構築されていれば、カウントとして認めます。また、HLAが適合しなかった、提供に至らなかった、採取後健診が他院で実施された等の場合でも、十分な相談、支援が行われていればカウントとして認めます。ただし、そのような場合には支援内容について報告書が必要となります。
・提供に至った血縁ドナーの件数をカウントする場合、ドナー登録している事例のみに限ります。
【非血縁ドナー件数】
・採取前健康診断から提供、採取後健康診断に至るまでの過程を1件とします。
・入院時からの介入ではカウントできませんので、ご注意ください。

3.会場と日時
  • 会場:国立がん研究センター中央病院(東京都中央区築地5-1-1)
  • http://www.ncc.go.jp/jp/
  • 日時:平成29年11月24日(金)13時 〜 25日(土)15時頃

4.プログラム
  • 事例検討など演習を中心とした内容を予定しています。

5.申込方法
  • 1)提出書類

受講申込書[word] および 業務内容報告書[excel]

「HCTC研修会 修了証」または「HCTC認定講習機―の讃據廚離灰圈

  • 2)申込期日
  1. 平成29年8月21日(月)〜 9月11日(月)必着
  2. *期日を過ぎますと受付できませんので、ご注意ください。
  • 3)提出先
    1. 提出書類を揃え、封筒に『HCTC認定講習脅講申込書在中』と明記の上、郵送でお送りください。

    2. 〒461-0047 愛知県名古屋市東区大幸南1-1-20 名古屋大学医学部内
      一般社団法人日本造血細胞移植学会事務局

6.定員

 40名

 演習を中心とした講習会のため、受講人数に制限がございます。定員を大幅に超えた応募がある場合は、委員会で受講者を選定させていただきますのでご了承ください。
9月29日(金)までに受講決定の通知をE-mailでご連絡いたします。

*講習会の間、講義中の様子や集合写真などの撮影を行います。
 学会や委員会の広報誌への掲載など広報の目的で使用させていただきますのでご了承ください。


7.受講費用

 2万円  * 宿泊、交通費は各自でお願い致します。

 受講費用は、受講決定の通知を確認後、10月2日(月)〜 10月23日(月)までの期間に、下記の口座へお振込みをお願い致します。振込手数料は各自でご負担いただき、振込の際、必ずお名前をお書き添えください。

【振込先】三菱東京UFJ銀行 名古屋駅前支店(店番221)
     口座番号:(普通預金)1494908
     名 義 :一般社団法人日本造血細胞移植学会 代表理事 岡本 真一郎


<学会員でない方>

受講決定の通知が届き次第、10月23日(月)までに入会手続きを行ってください。
入会手続きはこちら( http://www.jshct.com/organization/about_nyukai.shtml )をご確認ください。


8.お問い合わせ窓口

一般社団法人日本造血細胞移植学会事務局
Tel:052-719-1824  Fax:052-719-1828 
E-Mail: